地盤調査の目的って何？
地盤調査の目的は、地震などの自然災害に対する地盤の強度や安定性を調べることです。
その結果は踏まえて、建物や構造物の基礎の設計に必要な情報を採用していきます。
そのため、「この場所に建物を建てても大丈夫か」といった事前調査目的で行うものと考えれば良いでしょう。
もし地盤調査を行い、軟弱地盤に相当するものと判断されたら、土壌改良作業が必要です。
土の入れ替えや地盤強化を行い、安定した土壌に作り替えます。
また、地盤の調査により、地下に埋まっている設備やパイプラインの位置や状態を確認することもできます。
例えば、電話線が埋まっていたり、配管が埋まっていたりなど。
建築物の設計や地下工事の計画に活用します。
弊社では土木工事全般を行っていますが、不動産会社等からのお問い合わせにより地盤調査も行っています。
弊社では地震eyeと呼ばれる微動探査システムを導入しています。
測定器を地面に置くだけで、その場所の揺れを測定することができます。
測定結果から建物の建設に適している場所なのか、音や振動がどれぐらい共鳴しているのかなどもチェックすることができます。
微動探査機を使うことで、地盤の強度だけでなく、建物を建てるのに適したエリアかを確認することができ、建設作業の役に立ちます。